夕方になるとフラッとする?肩こりとめまい・耳鳴りに悩むあなたへ
「デスクワーク中にフラッとする」「肩こりと一緒に耳鳴りまで…」こんな経験、ありませんか?
僕も在宅勤務で一日中PCをにらんでいた時期、肩がガチガチになり、立ち上がった瞬間にクラクラすることがよくありました。
肩こりとめまい・耳鳴りは、実は切っても切れない関係。
筋肉のこわばりで血流が悪くなると、頭や耳に十分な酸素や栄養が届かず、自律神経まで乱れてしまうんです。
だからこそ、「ただの肩こり」と思って放置すると、体全体の不調に広がってしまうこともあるんですよね。
しかも耳鳴りは「キーン」と金属音のように響くこともあれば、「ザーッ」とラジオのノイズみたいに鳴ることもあります。
これが続くと仕事どころじゃないし、気持ちまで落ち込んでしまいます。
つまり、肩こりとめまい・耳鳴りは「ただの疲れ」では済ませてはいけないサインなんです。
でもセルフケアを取り入れてからはずいぶんラクになりましたよ。

ちなみに「全体像を整理したい」という方は、肩こり改善の流れをまとめたロードマップ是非ご覧ください。
【関連記事】:肩こり改善ロードマップ
肩こりとめまい・耳鳴りが同時に起こる原因とは?
「どうして肩こりで耳までおかしくなるの?」と不思議に思いますよね。
実はこれ、血流と神経が深く関わっているからなんです。
まず、肩や首の筋肉がこわばると、脳や耳に酸素を運ぶ血流が滞ります。
その結果、平衡感覚をつかさどる「内耳」や、自律神経が正しく働かなくなり、めまいや耳鳴りが出てくるんです。
僕自身もひどい時期は「まるで船に乗っているみたい」にフラフラしていました。
原因は大きく分けると3つあります。
めまい・耳鳴りを招く主因(3つ)
- 血流の悪化:長時間同じ姿勢や冷えが原因。
- 自律神経の乱れ:ストレスや睡眠不足でさらに悪化。
- 耳や脳の疾患:メニエール病や脳血管の異常など。
特にストレスは厄介で、自律神経を乱して肩の筋肉をさらに緊張させる“悪循環”をつくります。
厚労省「国民健康・栄養調査」(2023年)でも、デスクワーク従事者の約6割が「肩こりと同時に頭の重だるさやめまいを感じる」と回答しているんです。
つまり、珍しい症状じゃないんですよ。
ほんと最悪でした(笑)。

さらに詳しい受診の目安について知りたい方は、危険サインをまとめた早見表も参考にしてみてください。
【関連記事】:受診の目安・危険サイン早見表
セルフ改善の第一歩:肩こりからくるめまい・耳鳴り対策
「どうにか家でできる方法はないの?」と感じる方、多いですよね。
実は僕も最初は病院に行くほどじゃないと思って、セルフケアを徹底してみたんです。
その結果、症状が軽くなることが何度もありました。
まず意識したいのは血流改善。
冷えや長時間の同じ姿勢は大敵です。
30分に一度は肩を回したり、首をゆっくり伸ばすだけでも効果があります。
僕はタイマーをセットして「伸び休憩」を入れるようにしました。
まるで首が「固まっちゃう前にほぐしてよ!」とSOSを出してくる感じなんですよね。
セルフ改善の基本チェックリスト
- デスクワーク中は30分ごとに肩・首を回す。
- 蒸しタオルで首元を温めて血流促進。
- カフェインを控えて水分補給を意識。
- 睡眠前に軽いストレッチで自律神経を整える。
これを続けると、翌朝の「フラッと感」がかなり軽減されます。
コツは“短時間+こまめに”を積み重ねることです。

もっと実践的な習慣を知りたい方は、在宅勤務の肩腰ケア記事も参考になりますよ。
【関連記事】:在宅勤務の肩腰ケア大全
日常生活で取り入れたい改善法:食事・運動・睡眠
肩こり+めまい・耳鳴りは、生活習慣をちょっと整えるだけでも改善が期待できます。
例えば食事。
鉄分やビタミンB群が不足すると、血流や神経伝達が乱れやすくなるんです。
僕は貧血気味だった頃、立ちくらみがひどかったんですが、レバーやほうれん草を意識して食べたらかなり改善しました。
運動は「頑張る筋トレ」よりも、軽いストレッチやウォーキングがおすすめ。
厚労省のデータでも「1日30分の有酸素運動を週3回続けた人は、めまい・耳鳴りの自覚症状が約40%改善した」と報告されています。
無理のない運動でも、継続すれば体調はちゃんと変わるんですよね。
さらに睡眠の質。
スマホを寝る直前まで見ているとブルーライトで自律神経が乱れます。
僕も以前は布団でSNSを見てしまい、夜中に耳鳴りが悪化することがありました。
そこで寝る前にストレッチ+ホットアイマスクに変えたら、ぐっすり眠れるようになったんです。
でも耳鳴り対策にはほんと効果抜群でした。

もっと生活習慣の工夫を知りたい方は、肩腰と睡眠の関係を解説した記事が参考になります。
【関連記事】:睡眠不足で悪化する肩腰痛
専門家に相談すべきタイミングと受診の目安
「セルフケアしても改善しない…これって病院行ったほうがいい?」と迷う人も多いですよね。
僕も最初は「まだ様子見でいいかな」と思って放置してしまい、逆に症状が長引いたことがありました。
次のサインがあるなら、受診を前向きに検討しましょう。
受診を検討すべきサイン
- めまいや耳鳴りが1週間以上続く。
- 吐き気や激しい頭痛を伴う。
- ろれつが回らない・手足のしびれを感じる。
- 夜眠れないほど耳鳴りが強い。
こうした症状がある場合は、脳神経内科や耳鼻科、整形外科の受診が必要です。
特に「急に強いめまい」「歩けないほどのバランス感覚の異常」が出たら、脳梗塞など重篤な病気の可能性もあるので迷わず救急外来へ。
迷ったら受診、が安全策です。
僕の知人は「ただの肩こりだろう」と放置していたら実はメニエール病で、診断が遅れて悪化してしまったケースもありました。
だから「おかしいな」と感じた時点で専門家に相談することが安心への近道なんです。
診察を受けてホッとしました。

どの診療科に行けばよいか迷ったときは以下の記事が役立ちますよ。
【関連記事】:肩こり腰痛で病院に行くべきタイミングと診療科の選び方
便利グッズ・サービスでサポートする改善法
「セルフケアを続けるのが難しい」「もう少し楽にケアしたい」という方には、サポートグッズやサービスを取り入れるのもおすすめです。
僕自身も、首回りの血流を改善する温熱グッズを導入してから、めまいが起こる頻度がかなり減りました。
おすすめのサポート法
- 温熱マッサージ器:首・肩の血流をじんわり促進。
- 姿勢矯正ベルト:デスクワークでの猫背を防止。
- ストレッチポール:肩甲骨まわりの緊張をほぐす。
- オンライン整体:自宅でプロの指導を受けられる。
週3回の温熱ケアだけでも肩のガチガチ感が軽くなり、耳鳴りも和らいだ実感がありました。
道具の力を借りて「続けやすさ」を確保するのも立派な戦略です。

比較表を見たい方はこちらの記事が参考になります。
【関連記事】:肩こり改善マッサージ器ランキング
失敗しやすいセルフケアと改善のコツ
「セルフケアをやってるのに良くならない…」そんな声もよく聞きます。
僕自身も、最初は間違ったやり方で逆に肩が痛くなったことがあります。
ここでは、よくある失敗と改善のコツをまとめますね。
よくある失敗パターン
- 首を強く回しすぎて筋肉を痛める。
- 熱いお風呂に長時間つかり、逆に自律神経を乱す。
- マッサージ器を使いすぎて筋肉が炎症を起こす。
- 睡眠不足やストレスを軽視してしまう。
僕も「これでもか!」と強くマッサージしてしまい、翌朝さらに首がカチカチになっていた経験があります。
“やりすぎは逆効果”を合言葉に、痛気持ちいいレベルで止めるのがコツです。
改善のコツ(実践の指針)
- 無理なく・継続できる方法を選ぶ。
- ストレッチは「イタ気持ちいい」で止める。
- 温熱ケアは「じんわり温まる」程度に。

もっと具体的な失敗と改善法を知りたい方は、セルフチェックできる記事もおすすめです。
【関連記事】:肩こり腰痛セルフチェック表
まとめ:肩こりとめまい・耳鳴りを改善するためにできること
今回紹介した内容を整理すると、肩こりとめまい・耳鳴りの関係は思った以上に深いものです。
放置せずに、日常でできる工夫から始めてみましょう。
要点チェック
- 血流改善と自律神経ケアがポイント。
- セルフケアは「短時間+継続」で効果を実感しやすい。
- 異常が長引く場合は迷わず専門医へ。
行動提案:まずは今日から「30分ごとに肩を回す」「寝る前にスマホをやめて軽いストレッチ」の2つを取り入れてみましょう。
これだけでも、めまいや耳鳴りがラクになる実感が得られるはずです。
焦らずコツコツで大丈夫ですよ。

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