事務作業と肩こりは切っても切れない縁ではあるものの、あなたの事務作業の姿勢が更なる肩こりの悪化を招いている可能性が。

そして肩こりの原因を生む事務作業はパソコン操作のときよりも、書類作業のときに起りやすいんです。

肩こりを軽減して、最低限のダメージで一日の事務仕事を追われるよう、姿勢を見直してみましょう。

肩こりの原因となる書類の見方

ペンやマーカーを使って書類チェックするとき、当然書類は机の上。そして目線は机の上の書類ですよね?

このとき書類が自分の胴体の近く、つまり手前であるほど目線は真下になります。これが肩こりの原因となる事務作業の姿勢です。

真下のものを見ようとすると、顎を首の根本に付けるような姿勢になりますね。
これが首こり・肩こりを引き起こしてしまう原因に。

頭の重さは5キロ、姿勢が悪いとそれ以上の負荷

人間の頭の重さは5キロほど。スーパーで売っている5キロの重さを考えると想像しやすいでしょうか?結構重いですよね。

この5kgのお米、肩の上に担ぐのと、袋に入れて手を前に上げて持つのでは、どちらが疲れやすいでしょうか?

圧倒的に後者の方が疲れやすく、持ち続ける限界が来るのが早いでしょう。

このように重いものを体幹にしっかり乗せて支えるのと、体幹の芯の外で支えるのでは疲労を感じるのに大きな違いがあります。

冒頭の事務作業のの書類の見方に当てはめると

まっすぐ前を見て、頭が胴体にしっかりと乗っている状態 → 首・肩への負担が軽い

下を見て頭が前に出ている状態 → 首・肩への負担が重い

となります。

ですから、事務作業で書類を見るときに真下を見て頭が前に出ている状態は肩こりになりやすい。もしくは悪化させてしまう可能性があるんですね。

肩こりを予防する、事務作業の姿勢

では、肩こりを悪化させない事務作業時の姿勢はどうすればいいのでしょうか?

肩こりは防ぎたいけど、真正面を向いて机上の書類をペンでチェックすることはできませんね。
なので「極力」真下を向かない、前方を見る姿勢を心掛けましょう。

そこで重要なのは事務作業で見る書類を置く位置。

出来るだけ身体から離した前方に書類をおいて見るようにしましょう。

パソコンのキーボードが邪魔であれば立てておいて事務作業をします。

どうしても机の前方にスペースが無い場合は椅子を少し後ろに引いてみます。

自分が後ろに下がることで、書類が自身の前方に位置するようになります。

書類が身体側の手前ではなく、向こう側の前方に少しでも行くだけで、肩こりの原因となる姿勢が緩和出来ます。

注意したいのは、あまり前も置きすぎないこと。ペンで記入するときに肩が前に入ったり、不自然な体勢になって、逆に肩こりを引き起こしてしまう原因になってしまいます。

事務作業をしている以上、肩こりの原因となる負荷を100%なくすことは不可能です。

とはいっても、事務が本業の人のほとんどは1日8時間以上はデスクワーク。事務仕事と肩こり、上手に付き合っていけるように普段から肩こり軽減の対策をいくつか用意しておくといいですね。